為替相場で予定されているイベント
イタリアで最大50億ユーロの国債入札、人民元の金利引き上げが予定されている。前回入札(6月28日)と比べると発行額自体が抑えられていることから順調な結果が予想されるが、思惑先行でユーロ相場が動き出す可能性がある。
ドル/円、クロス円は個人投資家の未決済買い建玉が増大しているので、円買いが進行した場合、ストップロスオーダーを巻き込み、下げ幅が拡大する要因となる。
【この後発表が予定されるイベント(全て日本時間)】
17時00分 欧州中央銀行(ECB)月報公表
18時00分 ユーロ圏6月消費者物価指数・前月比(予想:0.0%、前回:0.0%)
18時00分 ユーロ圏6月消費者物価指数・前年比(予想:2.7%、前回:2.7%)
18時00分 ユーロ圏6月消費者物価指数コア・前年比
(予想:1.5%、前回:1.5%)
21時30分 米国6月生産者物価指数・前月比(予想:-0.2%、前回:0.2%)
21時30分 米国6月生産者物価指数(除食品&エネルギー)・前月比
(予想:0.2%、前回:0.2%)
21時30分 米国6月小売売上高・前月比(予想:-0.1%、前回:-0.2%)
21時30分 米国6月小売売上高(除自動車)・前月比
(予想:0.0%、前回:0.3%)
21時30分 米国週間新規失業保険申請件数
(予想:41.5万件、前回:41.8万件)
20時00分 米銀JPモルガン・チェース 4-6月期決算発表
23時00分 バーナンキ米FRB議長 議会証言
※指標発表、講演などの予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、予めご了承下さい。
最新のFX情報
最新の為替相場の動向。FX投資家は注目すべき。NY市場は米ドル売りが進行、クロス円もこの日の高値を更新!序盤、バーナンキFRB議長が議会証言で「刺激策が必要なら対応の準備がある」とし、米経済の減速が続いた際の追加金融緩和策実施の可能性に言及。これを受け、米ドル売りが加速。ドル/円が78円台へ軟化する一方、ユーロ/ドルは1.41ドル台後半へ、ポンド/ドルは1.61ドル台前半へと上昇し、クロス円も総じてこの日高値を更新した。その後、フィッシャー・米ダラス連銀総裁が「FRBは緩和的な金融政策の限界に達している」、「量的緩和第2弾の効果を疑っている」等と発言したが、市場への影響は限定的だった。