景気敏感はいったん利食いか

日本株式市場の行方「景気敏感はいったん利食いか」

日経平均は直近戻り高値水準での膠着が続くことになろう。欧州市場では、米FOMCでの2014年後半まで低金利政策を維持すると発表したことが好感されて軒並み上昇。一方、米国市場は引き続きFOMCの政策を評価するものの、景気先行指数や新築住宅販売件数が予想を下回ったことが嫌気されている。ギリシャ債務交渉が長引いていることが重しとなるほか週末要因もあって、このところ見直しの流れが強まっている景気敏感セクターは、いったん利益確定に向かいやすい。一方、利食いが強まっていた内需成長銘柄へは値ごろ感からの買いが入りやすいとみられる。

 

とはいえ、日経平均では短期的な過熱感を沈静化する調整の範囲内であり、景気敏感セクターの調整局面は押し目狙いのスタンスとなろう。米国市場ではNYダウが下落したものの戻り高値を更新しており、強いトレンドが継続している。また、建設機械の米キャタピラーが予想を上回る決算を発表していることもあり、コマツ<6301>、日立建<6305>などへの波及が見られるようだと、景気敏感セクターへの押し目狙いの動きが強まりやすく、結果的にはリバウンド基調が強まる可能性はありそうだ。

 

そのほか、決算が本格化しており、市場の関心は個別の業績に向かいやすいが、材料株の好循環が続いている中では、決算でのピンポイントの物色よりも、セクターやテーマでの物色に向かいやすい。

 

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